Gmailだけで出来る、無料のカンタン自動応答

Gmailの機能だけを利用して、自動応答(自動返信メール)を実現させるカンタンな方法をお伝えします。

生徒 Kさん

Gmailで、メールが来たら自動的に返信メールをだせるようにしたいのですが...

M講師

自動応答の機能ですね!

生徒 Kさん

自分で探してみたら、不在返信というのをみつけたんです。これでしょうか?

M講師

不在返信は「Google Workspace」という有料サービスで使える機能なんですよ

生徒 Kさん

やはり有料でないと難しいのでしょうか...

M講師

いえ、テンプレート機能とフィルター機能を組み合わせれば、無料でもできます!!

生徒 Kさん

なんだか難しそう..

M講師

言葉にすると難しく感じるかもしれませんが、やってみると意外と
カンタンなんですよ

生徒 Kさん

試しにやってみます!

M講師

では、まずはテンプレートを使えるように設定しましょう!

目次

目次詳細

1. テンプレートを有効にする

① Gmail 設定画面を表示

・Gmailの画面右上の【設定】アイコンをクリック

・【すべての設定を表示】をクリック

・【詳細】をクリック

・「テンプレート」の項目を【有効にする】に設定

・同ページの最下部にある【変更を保存】をクリック

・Gmailの画面が再読込される

M講師

テンプレートは返信の為だけではなく、定型文にもつかえますので、是非活用してみてください

生徒 Kさん

はい!いろいろと使い道がありそうですね!

M講師

では、返信用のテンプレートを作成しましょう

2. 返信用のテンプレートを作成する

① 返信用のメールを作成

・Gmailの画面左の【作成】をクリック

・新規メールの本文に自動返信の文を記述し
 左下の【その他のオプション】(3つの点が縦に並ぶアイコン)をクリック

・【テンプレート】①→【下書きをテンプレートとして保存】②を選択し
 【新しいテンプレートとして保存】③をクリック

・テンプレート名を入力し、【保存】をクリック

M講師

このように、テンプレートは新規メールとほぼ同じようにつくれます

生徒 Kさん

これもわかりやすかったです!

M講師

尚、テンプレートとして保存した後も「下書き」メールとして残りますが
「下書き」は削除してしまって構いません

生徒 Kさん

わかりました!

M講師

では、フィルターを使って、自動応答の設定をしましょう!

生徒 Kさん

いよいよですね!

3. フィルタを使用して返信の設定を行う

①フィルタの条件を設定

・Gmailの画面右上の【設定】アイコンをクリック

・【すべての設定を表示】をクリック

・【フィルタとブロック中のアドレス】をクリック

・同ページの最下部にある【新しいフィルタを作成】をクリック

・自動応答する条件を設定
 ※今回はすべてのメールに対し自動応答するよう、【To】に自身のメールアドレスを設定

②フィルタの動作を設定

・【フィルタを作成】をクリック

・【テンプレートの送信】にチェックを入れる

・チェックした横の【テンプレートを選択してください…】をクリックし
 自動応答用に作成したテンプレート(「自動返信テンプレート」)を選択

・【フィルタを作成】をクリック

生徒 Kさん

ここは少しやることが多いですね

M講師

はい、大変でしたか?

生徒 Kさん

いえ、大丈夫です!

M講師

よかった!もうこれで自動返信が有効になった状態です!

生徒 Kさん

やった!私にも設定できました!

M講師

ではさっそく試してみましょう!

4. 自動返信を試してみる

自動応答を設定したメールアドレスに対し、他からメールを出してみましょう。
しばらくたって返信メールが届けば成功です!
返信メールが来ない場合、フィルタ条件の【To】に記入したメールアドレスに間違いがないか確認しましょう。

M講師

うまくいきましたね!

生徒 Kさん

ありがとうございます!

M講師

よかったです!!自動返信の設定ができましたね!

生徒 Kさん

ところで、画像を添付することはできますか?

M講師

残念ながら添付ファイルをテンプレートに設定することはできないんですよ...

生徒 Kさん

そうですか...仕方ないですね

M講師

ただ、Googleドライブのファイルへのリンクを返信メールに書いておくことで 代用できますので、チャレンジしてみてください!

生徒 Kさん

ありがとうございます!試してみます!

Gmailのフィルタとテンプレートを使用した自動応答機能は、時刻の指定でのオン・オフが行えません。
つまり、特定の時間帯にのみ自動応答が動作させたいケースには不向きであるといえます。

会員登録やネット通販のように、即座に必ず返信されるようなケースで使用するとよいでしょう。
長期不在時の応答にも有効です。

営業時間外のみ自動応答する等の場合には、手動で自動応答の有無を設定するか、別のサービスを検討するとよいでしょう。


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このブログ記事を執筆したパソコン講師

パソコン教室で講師をしています。
テキストや参考書には載っていないようなお話をしていきたいと思います。

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