【GCP】Google Cloud Platformを使ってWordPressを構築しよう

今回は、とっても簡単!GCPを使って構築できるWordPressについて解説していくよ。

GCP?WordPress?どうやって作るの?
なんか、難しそうだと思うんだけど。

そんなことはないよ、意外と”クリック”していくだけで、WordPressが構築できるんだよ。

そんなに簡単にできるの!
ちょっと興味がわいてきた、ぜひ教えてほしいな。

目次

GCPって何だろう?

GCPとは?

GCPとは「Google Cloud Platform」の略で、Googleがクラウド上(インターネット)で提供しているサービスの総称です。
総称という通り、WordPressでのホームページ開設だけでなく、いろいろなサービスが提供されています。

GCPは何ができるの?

少し話はそれますが、GCPはどのようなサービスを提供しているか、例を挙げてみましょう。

  • ホームページを開設する =>Compute Engine機能
  • クラウド上にデータをバックアップする =>オブジェクトストレージ機能
  • Gmailを送る =>GMAIL API 機能
  • AIを使う =>Deep Learning VM Image機能
  • など

例に挙げたのはごく一部ですが、Googleが提供するサービスによりいろいろできることがわかります。

ホームページって何だろう?

ホームページってどんなもの?

ホームページは、インターネット上の広告みたいなものです。
目的や用途に合わせて、種類もいろいろあります。いくつか例にとって挙げてみます。

  • 自分を紹介する =>ブログサイトやSNS(Facebook、Instagram、など)
  • お買い物をする =>通販サイト(Amazon、楽天、など)
  • 動画を見る =>動画投稿サイト(Y⁠o⁠u⁠T⁠u⁠b⁠e、TikTok、など)
  • 不要なものを売ってみる =>フリーマーケットサイト(メルカリ、ジモティ、など)

他にもいろいろな目的のホームページがあります。

ホームページはどうやって作るの?

まずホームページは、インターネット上にホームページデータ(例:HTMLや画像など)を置く必要があります。
そのためにデータ置き場=「サーバ」を準備する必要があります。

サーバは、インターネット上で自分の家のようなものです。
SNS(FacebookやInstagramなど)は各企業がサーバをもっていて、ホームページの置き場を貸してもらいホームページを開設しています。さしずめ、SNSはマンションで、部屋(=ホームページ)を賃貸しているイメージです。

今回は、自分でサーバを用意してホームページ作成していきます。この場合はSNSと対比して、戸建ての家をイメージしてください。

WordPressとは?

今回はホームページを作るのに、GCP上で「WordPress」を構築します。

「WordPress」とはCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種で、簡単に言うと「ホームページを簡単に作るための補助ツール」です。例えるとホームページをパソコンに入っているMicrosoft Wordのように扱うことができるツールです。
他にもホームページビルダー、Dreamweaverなどがあり、それぞれ特性があります。WordPressはその中でもシェアが高いツールでいろいろなスタイルや装飾が用意されています。

WordPressを使うことによりホームページがより簡単に作れるようになります。

サーバの準備ってどうやってするの?

今回は、みんなが良く使っている検索サービスを持つ「Google」が提供しているサービス「GCP」を使ってサーバを準備してみましょう。

GCPの使い方を学ぼう!

では、これからGCPを使ってサーバの準備を進めていきましょう。

GCPのアカウントを作る

  • まずは、GCPのサービスを使うためにリンクページに入ります。
    https://cloud.google.com/
  • 次に「無料で使ってみる」に進みます。
  • 「Googleアカウント」の入力画面が表示されます。
    • 今使っているgmailがあればアカウント=>パスワードを入力
    • もし、gmailを持っていなければ「アカウントを作成」から作成してください
  • 入力するとGCPのダッシュボード(全体メニュー画面)に移動します

GCPのダッシュボード

ダッシュボードはGCPで使用できるサービス、サービスの使用状況、お支払い情報など、いろいろな情報を統括してみることができます。

GCPのダッシュボードからWordPressを始めるには?

  • 三メニュー(左上)からマーケットプレイスを選択
  • 「WordPress(Google Click to Deploy)」を選択
  • 「運用開始」を選択
  • 「デプロイ」(=構築開始)を選択

※ここでサーバの性能を設定することができます。(詳細は、今回割愛します)
性能をよくするためにCPUやメモリ、HDDを変更することができます。
なお、あとから変更することができますので、今回はそのまま進めます。

  • サーバの構築とWordPressの初期設定は完了です

ホームページを見てみよう

ここまで設定してきたサーバのホームページを見てみましょう。

  • まず、以下の順に追って画面を移動します。
    • 三メニュー(左上)を選択
    • Computer Engineを選択
    • VMインスタンスを選択
  • 移動した画面「VMインスタンス」でIPアドレスを確認します。
  • Webブラウザ(Chrome、Edgeなど)を起動して、アドレスバーにIPアドレスを貼り付けます
    するとWordPress(初期状態)のホームページが表示されます。
  • これで、WordPressを使ったホームページの開設は完了です。
    IPアドレスを知っていれば、インターネットで作成したホームページを見ることができます。
    あとは、自分の好み/用途に合わせてホームページを書き換えてください。

利用にあたって注意することは?

  • GCPを始めて使う人は、90日間は無料で使用することができます。
  • 90日経過すると、継続して使用するためにお支払い情報を登録する必要があります。
  • 今回の手順で構築した場合、「$7 ≒ 900円/月」程度の料金がかかります。
  • 設定によって月にかかる料金が変更できます。

まとめ

ホントに簡単な操作でWordPressが構築できちゃった。
ホームページにはどんな事書いていこうかな、楽しくなってきました♪

GCPを使えば、WordPressを使ったホームページの開設もラクラクできちゃうね。他にもいろいろなサービスがあるから、試してみてね

  • 今回、GCPを使ったWordPressの開設をおこないました。
  • 簡単な操作で、WordPressのサーバ構築ができました。
  • GCPにはいろいろなサービスがあり、ホームページとの連携もできますので活用してみましょう

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このブログ記事を執筆したパソコン講師

「テクこや」の知恵袋「はかせ」です。

基礎的なことからマニアックなことまで、いろいろなジャンルで見ている方の「なるほど」を引き出していきます(*'ω'*)

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