よ〜し!今回は背景を作ってみよう!
押忍!
前回でいろんなショートカットも覚えたし、
どんどん作っていきたい!
一緒に素敵なアニメを作って行こ〜〜☆
アニメーションは背景も大事な要素。
そのカットに合わせた背景をつけることで、
伝わりやすくなったり、グッと魅力的になるんじゃ。
今回は、
「どんな背景をつけたら良いか」
「背景の作り方」を紹介するぞ!
押忍!早速教えてください!
どんな背景が良いか、考えてみよう!
まずは、「どんな背景をつけたら良いか」を考えてみよう
今作っている動画はこれじゃな
おお!いい感じ〜!
このカットはどういう背景をつけようと考えてた?
えっと…
え!全然考えてなかった!!
よし!じゃあまずは、背景の種類について教えよう。
背景といっても、大きく2つに分けられる。
キャラがいる場所などの状況を表現した「背景」と
心情を表現した「イメージ背景」じゃ。
状況を表現した「背景」と心情を表現した「イメージ背景」の違い
状況を表現した背景 | 心情を表現したイメージ背景 | |
---|---|---|
キャラクターと背景の絵 | ||
背景の構成要素 | プレゼント 壁の飾り 風船 ケーキ | 放射状の背景 紙吹雪 |
見た人の感想例 | 「誕生日なんだな! だから嬉しそうなんだ」 | 「何か嬉しいことがあったんだな。 何があったんだろう?」 |
同じキャラクターでも、背景を変えることで
違うイメージを持たせることができるんじゃ。
大事なのは2つの背景のバランス。
状況を伝えることも大事だし、
状況が伝わった上でイメージ背景を使えば
「○○という状況だからキャラクターが△△な心情になった」というように、より伝わるアニメーションになるよ。
見た人にちゃんと伝わるように、背景を使い分けよう!
「状況」ごと伝えたいのか、「心情」を伝えたいのかを考えて、
どういう背景にするか決めよう!
う〜ん、僕が作ったこのカットでは、嬉しい気持ちを伝えたいかな!
あと、このカットの前に、シアンくんに出会うカットを追加したい!
このカットは「シアンくんに出会えて喜んでいる」ということを見た人に伝えたいな。
なるほど!追加するカットは、また次回考えるとして…
この場合はイメージ背景が適しているな!
イメージ背景だね!どんな背景がいいかな〜
よくポジティブな背景として使われるのは、
ハート柄やドット柄、ストライプ柄。
あとは上でも使っている放射状の背景も使いやすいよ!
よく使われるポジティブな背景
ハート柄 | ドット柄 |
---|---|
ストライプ柄 | 放射状の背景 |
---|---|
どれがイメージに近いかな?
ドットがいい!
嬉しそうな感じも伝わるし、
元気な感じもあるからイメージしてたのと近いから、ドットにする!
よし!じゃあ早速作ってみよう!
ドット柄なんて、エフェクトで一発よ
キターー!簡単に作れちゃうエフェクトだ〜い好き!
教えてください!
エフェクトで簡単!ドット背景の作り方
- コンポジションより2倍程大きい新規平面を作成する(色は黒でOK)
- 見えやすいように、作った平面をキャラの下に配置
- エフェクトの[CC Ball Action]を平面に追加する
- [Grid Spacing]を45、[Ball Size]を20に設定する
- 平面を45度回転させる
- エフェクトの[塗り]を平面に追加する
- カラーを任意の色に変更する
なんと、2つのエフェクトだけで簡単にドット柄が作れるんだ!
便利〜!
しかもこの2つのエフェクトも
前に教えたアニメーションプリセットに保存できるんだ!
いつでもドット柄が簡単に作れるようになるよ。
ぜひ保存して使ってみてね!
あとイメージ背景で注意したいのは、
止まってると少し寂しい印象があるから
ゆ〜っくりスライドさせるといい感じになるぞ。
こんな感じ?
いいねえ〜!
よし!じゃあこの感じで、どんどん別のカットを作ってみよう!
と、言いたいところじゃが、まずはどんな映像にしたいのかを決めるためにも、改めて構成を考えて、絵コンテを描いてみよう!
構成を考えて、絵コンテを描くことで、
どんなカットが必要なのか、どんな素材が必要なのかが分かってくるぞ!
は〜い!楽しみ!
次回は改めて構成を考えたり、絵コンテを描いてみましょう!
お楽しみに!
まとめ
今回の講座では下記のことを紹介しました。
- カットに適した背景の考え方
- 背景の種類
- エフェクトで簡単!ドット背景の作り方
質問などあれば気軽に書き込んでくださいね♪